チラシの内容をお客に伝えるには、見た目も当然インパクトがあったほうがいいですし、言葉にも感情がこもっていた方が、効果は確実に上がります。 そこで、重要になってくるのが、「書体」です。日本語には大きく分けて、明朝体、ゴシック体、丸文字系、筆文字系の4種類の書体があります。この書体のもつ雰囲気だけで感情を表すことができます。 |
例えば、子供の雑誌には丸文字系書体、10代20代前半がターゲットの雑誌にはゴシック体中心、30代40代がターゲットの雑誌には落ち着いた雰囲気の明朝体といった具合に、ターゲットが変わればその文字もターゲットに合わせた書体選びが必要になってきます。 あと、書体はほとんどの場合、最大3種類までに抑えましょう。これ以上書体の種類を増やすと、視覚的に見づらくなります。 |
何を基準に色を選んだらいいのでしょうか。それは「顧客ターゲットが気に入りそうな色」を使うことです。とてもデリケートで重要な部分ですが、この色を突き詰めていくことで、顧客層の生活スタイルを発見できます。 |
子供向けには明るい多色使い、女性向けにはパステルカラー、白、グレイッシュ系、熟年層には落ち着いた色選びを、といったようにターゲットによって、色を選びましょう。 |
線を巧みに入れると、消費者の目線を注目してほしい個所へと的確に誘導できます。 :消費者を振り向かせるために、最初に何をいえばいいのか:消費者にとって大切なポイントとは何か これを明確にしておけば、文章の強調線、ポイントの部分を囲む囲み線や強調枠などを使いこなせるようになります。 |
紙面の良し悪しは図版のレベルに左右します。人にメッセージを伝えられるレベルの図版作りには迷わずプロにお願いしましょう。 |